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「君が代」不起立処分取り消しを認めず:広島地裁

 2001年度~2003年度の入学式や卒業式で「君が代」不起立を理由に処分された広島県立高校教諭ら45人が、処分の取り消しを求めて訴えていた訴訟で、広島地裁は2月26日、請求を棄却する判決を出しました。

 判決では「民主主義的な政治過程を通じて国歌が定められた以上、思想はさておき、起立する限度で国歌に敬意を示すことが、ただちに原告らの歴史観や世界観を否定することにはならない」などとして、「(起立を命じる)職務命令は不必要に原告らの信念に反する行為を強制するものではない」などと結論付けました。
 しかしこの判決は無茶苦茶なものだといえます。起立すること自体が「原告らの歴史観や世界観を否定する」ことにつながります。また国旗・国歌法でも「強制は望ましくない」という見解が政府から出され、起立強要は政府見解にも反します。
 すなわち起立を強要する職務命令は、原告らの信念に反する行為を強制するものにほかなりませんし、また日本国憲法や国旗・国歌法など諸法規にも抵触します。