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全国体力テスト、市町村別・学校別成績開示前提に実施:鳥取県

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 鳥取県教育委員会は「全国体力テスト」について、2009年度実施分より市町村別・学校別データの開示を前提に実施すると明らかにしました。

 全国学力テストの開示を前提とした情報公開条例の施行に伴い、全国体力テストについても学力テストと同等の扱いをすることになります。一方で2008年度実施分については、同年度は市町村や学校が非開示を前提で参加したことなどから開示しないことを決めています。
 一般的な情報公開の重要性は否定するものではありませんが、全国学力テストや全国体力テストの市町村別・学校別の細かい情報は情報公開の一般論の範疇にはなじまず、開示しても有害なだけです。本来ならプライバシーに準じる扱いをすべき情報だといえます。
 そもそも都道府県別の成績開示ですら、統計上の誤差程度の違いしかないにもかかわらず、順位付けや全国平均と比較して上か下かという一面的な見方にばかり関心が向きました。市町村別・学校別という細かい単位で公表すると、地域や学校の平均点・平均値の比較や順位付けの風潮が加速することになります。そこには一人一人の到達状況を把握して改善していくという角度からの分析は著しく軽視され、平均点・平均値向上対策にばかり目が向けられることになります。