※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

やっぱり校長の発言後退:内浜中学校自殺事件

 福岡市立内浜中学校1年生の男子生徒が自殺した問題で、校長は1月29日夜、学校の保護者会とその後のマスコミ対応で、自殺した生徒に対して担任教諭が暴力を加えていたことと自殺との因果関係について「直接の要因ではない」という見解を示しました。

 校長は1月29日午前の記者会見では、暴力と自殺との因果関係について「ないとは言いきれない。要因の一つであり、何らかの影響を与えたと考えられる」という見解を示していました。
 一方で福岡市教育委員会が暴力と自殺の因果関係について明確に否定する見解を出したこともあり、当ブログ1月29日付(保護者会の報道が出る前)では、「福岡市教委の強硬な態度からは、市の上層部が校長に圧力をかけ、校長の発言や態度が後退させられる危険性は極めて高いという強い危惧があります。」と指摘しました。残念ながら、指摘は的中した形になりました。
 今まで明らかになっている状況証拠からは、普通に考えれば少なくとも暴力が自殺の「要因の一つ」だということは疑う余地もないでしょう。
 自殺した生徒に直接的に関わる証言ではありませんが、学校の指導体質についての証言が報じられています。

げんこつでたたいたことや生徒への指導について、ある母親は「この学校は一度生徒を疑ったら白状するまで帰さない。ぬれぎぬだったこともあった。指導の行き過ぎを感じる」と不信感を募らせた。(読売新聞 2009/1/30 『生徒自殺の中学校で緊急集会、保護者 消えぬ「なぜ」』)

 もとより「体罰」自体が許されることではありませんが、自殺した生徒に対しては「いじめ加害」の濡れ衣で暴力をふるわれたという可能性も浮上しています。こういう暴力で生徒を精神的に追いつめていったことが推測されます。