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福島・須賀川一中柔道部暴行事件:民事訴訟結審

 福島県須賀川市立第一中学校で2003年10月、当時1年生だった女子生徒が、柔道部の練習中に部長の男子生徒(当時2年)から「練習」と称して何度も投げられた末頭部を強打し意識不明の重体が続いている問題で、両親らが損害賠償を求めた民事訴訟が、1月16日に福島地裁で結審しました。判決は3月27日の予定です。

 原告側は加害者の行為を「意図的」と指摘し、また事件当時顧問教諭が立ち合っていなかったことなどの管理責任や学校側が意図的に事故隠しに動いたことなどを指摘しています。一方で被告の須賀川市は管理責任を一部認めながら過失相殺を主張しています。また加害者は、投げ技と障害との因果関係を否定しています。
 これは決して偶発的な事故ではありません。「練習」を装った暴力行為の結果、このような事態に陥ったといえます。

当ブログ2007/11/15『福島・須賀川一中柔道部リンチ事件:被害者が修学旅行に参加』より再掲
加害者生徒が日常的に他の生徒へのいじめをおこない、「練習」と称してリンチまがいの行為を日常的に繰り返していたことが明らかになっています。また事件後学校側が「女子生徒は頭に持病があった」などと嘘を吹聴したり、事故報告書で被害生徒の保護者の発言を捏造したりして事実の隠蔽を図ろうとしたことなどなども明らかになっています。

 加害生徒の行為・学校側の対応ともに決して許されるものではなく、厳しく批判されなければなりません。裁判で公正な判決が下されることを願います。