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携帯電話と学力との相関関係調査:兵庫・尼崎市教委

 兵庫県尼崎市教育委員会の調査によると、携帯電話を持った生徒は学力が下がる傾向があるということが分かりました。

 調査では市内の中学生について、携帯電話を持っていない生徒、携帯電話を持っている生徒などの群に分けて、中学校3年間の学力偏差値の推移との相関関係を分析しています。調査によると、携帯電話を持っていない生徒の学力偏差値は横ばいの傾向がありますが、携帯電話を所持している生徒については所持した時期から学力偏差値が低下する傾向があるという結果が出たということです。
 尼崎市教委は「携帯電話が学習の妨げになっている」と分析し、携帯電話の使い方を考えられるような取り組みを検討しているということです。
 学力偏差値は学力を測る方法の一つとはいえますが、その性質上他者の成績にも左右される相対的なものであるということも差し引いて検討しなければなりません。そこを踏まえた上で、調査は一つの参考資料としてみていく必要があるでしょう。
 この調査を根拠にして「学力向上のために携帯電話を禁止する」という発想も生まれるのかもしれませんが、そういう風に単純化するのは早計に過ぎます。携帯電話とのつきあい方について生徒自身がしっかりと考えられる力を付けさせることや、生徒が携帯電話を所持する場合は使用法を自主的にしっかりと考えられるような力を付けさせることが重要だといえます。