浦安市養護学級わいせつ訴訟:原告側は控訴せず

 千葉県浦安市立小学校の養護学級担任教諭から暴力やわいせつ行為を受けたとして、知的障害のある女性(現在16歳)が加害者の元教諭や千葉県・浦安市に対して損害賠償を求めて訴えた訴訟で、原告側弁護団は1月7日、一審千葉地裁判決(2008年12月24日)を受けて控訴しない方針を発表しました。

 一審判決で被害が一部認められたことを踏まえて検討した結果、原告側としては控訴しないという結論に至ったということです。原告側が受けた被害からみれば認められた事実はごく一部にしか過ぎませんが、原告としては少しでも被害の事実を認めさせたことを重視しているということです。

今回の民事訴訟では、特にわいせつ行為の認定が最大の獲得目標とされた。だが、(一審千葉地裁判決が出る直前の毎日新聞の取材に対して:当ブログ注)母親は「賠償額は100円、200円でもいい。暴行1件でもいいから認めてもらえたら。それが本音」と、つぶやいた。(『毎日新聞』千葉版2008/12/29『街の色・人の詩:イブの報告 娘の訴え、信じた母 /千葉』)

 しかし被告の浦安市はすでに控訴しているため、裁判は今後も継続することになります。早期の解決、および二審で被害がさらに踏み込んで認定されることを願います。