福岡女子大学願書受理拒否訴訟:原告が訴え取り下げ

 栄養士志望の男性が、「自宅から通学できる栄養士資格が取得できる国公立大学はここだけなのに、また経済的事情から遠隔地や私立には通えないのに、男性というだけで出願受理を拒否された」として、福岡女子大学を訴えていた訴訟で、原告男性が訴えを取り下げていたことがわかった。

 九州朝日放送のウェブニュース(2015年9月7日配信)が報じている。

【福岡】福岡女子大訴訟 原告男性が訴え取り下げ 09/07 19:13 更新

福岡女子大への入学をめぐる裁判で、原告の男性が訴えを取り下げていたことが分かりました。この裁判は福岡県内に住む20代の男性が去年11月、福岡女子大学の社会人枠に入学願書を提出しましたが受理されず、男性であることを理由に拒否するのは憲法違反だと訴えていたものです。しかし、原告の男性は訴えを取り下げ先月20日付けで裁判が終結したということです。男性は理由について「裁判所から、争点とは無関係のことについての立証を執拗に求められた。」と話しています。

 この訴訟を起こすことが報じられた際、ネット上などでは女子大に無理やり入ろうとする変質者と言わんばかりの中傷もおこなわれていた。

 しかし問題の本質はそんなつまらないところではない。男性であることで、教育の機会均等を奪っていいのかということが、問題の本質ではないか。

 「争点とは無関係なことについての立証」が具体的に何を指しているのかは不明だが、教育の機会均等の話からかけ離れた俗物的な内容を持ちだして嫌がらせのようなことをしたのだとすれば、残念だと言わざるをえない。

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