熱中症対策として運動場に温度計:大阪府教委

 大阪府教育委員会は、熱中症対策の一環としてすべての府立学校の運動場に温度計を設置することを決めました。

 温度計測によって運動を控えるなどの判断をより確実におこないやすくする目的だということです。大半の府立学校で校舎内には温度計を設置していましたが、運動場には設置していなかったということです。
 熱中症事故は全国的にも問題化していますが、大阪府でも学校での熱中症事故が相次いでいます。
 2005年9月12日には大阪府立和泉高校の体育祭で、生徒58人が熱中症で救急搬送されています。2006年8月には大阪府立香里丘高校野球部の練習中に熱中症事故が発生しています。
 2007年8月17日には大阪府立布施工科高校のラグビー部の練習中に熱中症による死亡事故、同年9月4日には大阪府立高槻北高校の体育祭で生徒27人が搬送される熱中症事故が、それぞれ発生しています。
 また府立学校以外の学校でも、2005年6月25日には大阪市内の専門学校(専修学校高等課程)の運動会で学生らが搬送される熱中症事故、2007年9月には私立浪速中学校・高校の校庭での学校行事中の熱中症事故などが発生しています。
 温度計が直接熱中症の防止に役立つというわけではありませんが、温度計測によって行動を判断することにより、少しでも熱中症発生のリスクを減らすことが期待されます。また同時に、熱中症のメカニズムや予防法・万が一の際の応急措置などを周知徹底していくことが必要になってくるといえます。

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