給付型奨学金:文科省原案まとめる

 2018年度から本格導入を目指す給付型奨学金について、文部科学省の検討チームは12月8日までに、月額で私立大学の下宿生に4万円・私立大学の自宅生と国公立大学の下宿生に3万円・国公立大学の自宅生には2万円を支給する原案を固めた。近く与党側と調整をおこない、最終案を取りまとめることにしている。

 給付型奨学金の導入については、それ自体は当然歓迎されるものである。

 その一方で、対象者は1学年あたり2万人を想定している。出身高校から1人程度の極めて狭い枠となり、また学業成績を基準に出身高校の校長推薦などの条件が設定されるなどの不十分な点はある。「ないよりはマシ」とはいえるのかもしれないが、必要とする人に行き渡らない制度設計は、今後改善の必要が大いにあるといえる。

(参考)
◎給付型奨学金 月額2万円から4万円とする原案まとめ(FNNニュース 2016/12/8)
◎給付型奨学金2万円~4万円 文科省が方針固める(教育新聞 2016/12/8)

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